「超・英読マニュアル」詳細

初めて見る英文を辞書に頼らず読み進むためのテクニックと練習問題が満載！

英文を読んでいて、わからない語句やしらない表現が出てきたら、辞書を引いて意味を調べる。

当たり前の話ですよね。

でも、、、

これがあなたの英文読解力（リーディングの力）をダメにしているとしたら、、、

あなたは今まで、どれくらいの英単語・熟語を覚えましたか？

大学受験、入社試験、資格試験、TOEIC、、、

もうイヤになるほどたくさんの語句を覚えてきましたよね。

最近は社会人向けの単語集も楽しそうなのがいっぱいありますし。

なのに、、、

いくら覚えても覚えても、知らない語句が次々に出てくる。
しかも、一度覚えたのでも、忘れるのがけっこうあるから始末が悪い。
いつも辞書が手元にあると限らないし、、、

そうなんです。はっきり言いましょう。

単語・熟語集をいくら暗記しても時間のムダ、です。
そこまで言わなくとも、「非常に効率の悪いやり方」なのです。

でも、そうは言っても、現実に知らない語句が出てきたらどうする？って不安になるかもしれません。なにかもっといい英語学習法ががないのか？、、、

そうです。あるんです。

それは、知らない語句が出てきたら、それらの意味を

　　推理・推測すること

です。これは皆さんが日本語の文章を読むときは当たり前のように行っていることですが、なぜか英文になると、頭が硬直してしまうのか（経験ありますよね）、とたんにできなくなってしまうことなのです。

ただ、日本語と英語では、文法構造が違いますし、人の考え方も異なります。
したがって、文章作法（論の展開の仕方）も日本語とは違ってきます。

さらに、英文読解で大事なのは、一字一句もれなく訳すよりも、全体の内容を素早く（そして正確に）とらえることです。最近では、大学入試でさえも、こような英語力が問われる傾向にあります。

このためには、「英語の約束事」を知り、段落ごとに区切って英文を理解することが欠かせません。段落の仕組みがわかっていると、情報の処理が要領よくできるからです。

本書『超・英読マニュアル』は、このような、

　　英文の仕組み
　　英語を実際に使う現場で求められ読解力

を身につけるためのノウハウ・テクニックがぎっしり詰まった本です。

詳しくは下の目次を見て頂きたいのですが、みなさんが英語の現場（ビジネス、各種資格試験、大学受験、日常の学習など）で出会う知らない語句を推測し、英文全体の意味を素早く、しかも正確にとらえる（＝英文の論旨を把握する）ためのテクニックが順を追って、しかも豊富なビジュアル要素（図解）を用いて、わかりやすく解説されています。

練習問題も豊富です。もちろん、その解法にもビジュアル要素が多用されています。

幸い、発売以来好評をいただいており、こちらの書評でも高評価をいただいております。

著者の高橋潔先生は、リーディングやリスニング、TOEIC対策、そして、受験参考書まで、幅広い執筆分野をもち、その実績が本書に凝縮されました。

さあ、あなたも、本書で、本当に使える英文リーディング力を身につけてみませんか？

Information

慶應義塾大学教授　高橋潔著　A5判　二色刷　192頁　本体価格1700円

はしがき（「はじめに」）紹介（このファイルを見るにはAdobeReaderが必要です）

目次紹介

　はじめに 「知らない単語」に出会ったら
　第1章　途中で辞書を引くのはやめよう
　第2章　わからないなら推理・推測してみる
　第3章　少し「英語で」考えてみよう
　第4章　ところで、「何が書いてある」のか
　第5章　英語の段落には「決まり」があった
　第6章　段落をわかりやすくする「仕掛け」
　第7章　迷子にならないための「標識」
　　A　たとえる、並べる（例示と列挙）
　　B　比べ合わせて、納得させる（比較と対照）
　　C　原因と結果で理路整然と説明する（因果関係による説明）
　　D　順番をつけ、整理する（時間・空間の流れに沿う説明）
　第8章　 知りたいことは探し読みをしてみよう
　第9章　時間がないなら拾い読みで切り抜ける
　第10章 「本物の英語」に挑戦してみよう！

（内容サンプル）