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「激論!英文法」詳細

例解 和文英訳教本《公式運用編》

例解 和文英訳教本《自由英作文編》

激論!英文法

英語やネイティヴ・スピーカーに対する
私たちの思い込みや勘違いの中にひそむ
「日本人の英文法」と「学校英語」の正体を
暴きだす痛快対談!
英語学習者の気持ちがわかる本
教えていないあなたにもオススメ!

 

本書は、「対談英文法」と題して、かつて月刊誌『現代英語教育』(研究社出版)で展開された対談を21世紀の英語教育界の状況にあわせて大幅に改訂、加筆し、新たなテーマ(話)も加えて一冊にまとめたものです。

2000年以降、英語公用語論、小学校教育への英語導入、英語社内公用語化など、会話を重視せよという掛け声は大きくなるばかりです。

くわえて、電子情報化のすさまじい勢いです。紙の辞書の需要は減るいっぽうで、英和・和英・英英の辞書が収録された手軽な電子手帳がそれにとって代わった。これにより発音も記号ではなく音声で確認できるようになりました。

また、インターネットに接続すれば、英米のニュース番組を読むことも聴くこともできますし、無数の動画も利用できます。時と場所を選ばず対面コミュニケーションがとれます。趣味にせよ、必要に迫られてにせよ、その気になれば、即座にいくらでも英語学習に活用できる素材と手段が手に入るようになったというわけです。世界規模で英語情報を隔てる障壁がなくなり、世界が平らである(The world is flat.)ことが再発見されたというわけです。

現在、我が日本では、文法の人気は凋落の一途をたどっており、文法教育は「過去の遺物」のような扱いを受けています。しかし、言うまでもなく、会話だろうと読解だろうと作文だろうと、最低限の基本文法を抜きにしては成り立ちません。文法が消滅することはありえないのです。なぜというに、文法がなければ、きちんとコミュニケーションをとることはできないからです。

本書はこのような状況の中で、いかに英語教育、そして私たちが英語と向かい合っていくべきかを著者ふたりの対談をとおしてあぶり出していきます。

もちろん、英語を教えるのではなく、学んでいる方達にも強力にお勧めする一冊です。

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Information

里中哲彦 /新津信治共著
四六判 216頁 定価本体1500円

■里中哲彦(さとなか・てつひこ)■
1959年、静岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。河合塾講師、河合文化教育研究所研究員(「現代史研究会」主宰)、コラムニスト、翻訳家。
著書:『英語の迷言・放言・大暴言』(丸善ライブラリー)、『鬼平犯科帳の人生論』(文春文庫)、『まともな男になりたい』(ちくま新書)、『英語の質問箱―そこが知りたい100のQ&A』(中公新書)など。

■新津信治(にいつ・のぶはる))■
1956年、大阪府生まれ。東京大学法学部卒。河合塾講師。
著書:『ベイシック英語構文150』(共著、論創社)、『英単語ジャンル別』(共著、河合出版)、『ハイベーシック英語総合』(共著、研究社出版)など。

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